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羽生選手靱帯損傷の治療と予後は?

グランプリシリーズNHK杯前日の11月9日公式練習中、4回転ルッツの着氷で転倒し本戦を棄権した羽生結弦選手。

羽生結弦選手は言わずと知れた2014年ソチオリンピック男子シングル金メダリストで、男子シングル競技における世界歴代最高得点保持者。

今回の怪我は右足関節外側靱帯損傷との診断で、10日間絶対安静の期間を経てリハビリに3~4週間かけ、12月21~24日の全日本選手権出場を目指すとされていますが、平昌オリンピックまであと100日を切っており、金メダル最有力候補とはいえ怪我の回復が気がかりです。

羽生選手が痛めたとされる足首は、ほとんどのスポーツにおいて筋力と柔軟性が求められる重要な部位で、不安定なブレードで氷上を滑り、跳び、着氷するフィギュアスケートでは特に大きな負担がかかります。

羽生選手アクシデントのあと、痛みを堪えながらもスケーティングと歩行はなんとか出来ていたようなので靭帯の大きな断裂はないと思われますが、古傷のある部所を再度受傷してしまったことから、患部固定・長期戦線離脱と消炎鎮痛剤を併用しての一般治療では、筋力と関節可動域を完璧にして心理的不安もなく本番で100%を超える力を発揮できるまでにすることは難しいでしょう。

競技こそ違いますが、時速60~70km/hで生身のままアスファルトに叩きつけられる競輪競走での落車事故でも、担架で運び込まれた医務室で受けるRICE処置では打撲や捻挫の痛みが治まるはずもなく、多くの場合翌日以降の競走を棄権することになります。

私は落車しても鍼によって受傷部位の痛みと関節の可動域制限を無くして、翌日以降の競走を走って1着をとることもあったので、選手仲間から『お前だけズル~い』とよく言われていました。

平昌オリンピックは2018年2月8日から競技がスタートしますが、フィギュアスケート男子はショートプログラムが2月16日午前10時から、フリーが17日午前10時から行われます。 

オリンピックまであと90数日。

日本どころか地球のどこへでも治療に向かいます。

これまでも病院で匙を投げられた多くのスポーツ選手の故障を根本から解消し根治させてきた坪之内式鍼治療で、是非とも羽生結弦選手の金メダルに貢献したいと願っています。

 
 
 

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