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効率よく運動できてますか?

勝利を得るためには、アスリートに何が求められるでしょう。

ゴールを駆け抜けるスピード?

100マイル超えの速球?

カモシカのような跳躍力?

勾配20%オーバーの峠と200kmを超える距離を走りぬく持久力?

競技種目によって、走る・投げる・打つ・跳ぶなど、力の出力形式にこそ違いはありますが、ライバルに勝利するにはその出力を大きすることが必要です。

そのためにはどうすべきかを考えてみましょう。

100m走に挑戦する陸上競技未経験者と、世界最速の男、ウサイン・ボルトと何が違うかをみれば分かります。

両者の骨格や筋肉構成がまったく同じであっても、陸上未経験者が100m走を9秒58はおろか、10秒00で走ることも不可能ですよね。

それは、スパイクでトラックを蹴る力として出力できるパワーが違うからです。

では、なぜパワーに差が出るのでしょう。

全ての運動は骨格筋を収縮・伸展させることで、関節を屈折・伸展、あるいは固定して行いますが、

それぞれの競技によって筋肉の使い方には特異性がありますが、その特異性に基づいて正しく筋肉を使い、関節の運動をコントロールすることが重要です。

例をあげましょう。

股関節は

屈曲・伸展(大腿部を前後に振る)

外転・内転(大腿部を正中線に対し水平方向に外側・内側へ振る)

外旋・内旋(大腿部を中心につま先を外側・内側へ振る)

ができる可動域の大きい関節です。

走る動作では股関節による大腿部の屈曲を行います。

陸上短距離走のスタートダッシュでは爆発的なパワーが必要なため、主動筋以外の筋肉も動員て骨盤を大きく左右に振り脚をねじ込むような動作をしますが、本来の走る動作は股関節を支点とした大腿部のシンプルな振り子運動であるべきなのに、上手く走れていない走者は使うべきでないまわりの筋肉まで無駄に使う効率の悪い運動をしています。

ひとつの動作で使うのは、基本的には運動の主動筋と拮抗筋だけでよいのに、いらぬ筋肉まで動員してエネルギーをムダに消耗し、おまけに主動筋の働きを妨げながらゴールを目指しているということです。

言うなれば、アクセルを吹かしながらブレーキを踏んでいるのと同じ状態です。

ウサイン・ボルトが世界記録9秒58をマークしたときに、もしもフォームを修正できる余地がありそれが成功していたならば、記録はもっと伸びた可能性もあったでしょう。

to be continued ...

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